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2020.10.22

ニュースリリース

Lazada、天猫ダブルイレブンショッピングフェスティバルに向けて、日本商品の東南アジアでの販売を支援する新たな取り組みを発表

アリババグループ傘下の東南アジア地域リーディングEコマース・プラットフォーム「Lazada(ラザダ、以下Lazada)」は、今年11月に開催されるアリババグループ主催の大型セール「天猫ダブルイレブンショッピングフェスティバル(以下「天猫ダブルイレブン」)」に向けて、日本企業の商品を東南アジアの消費者に展開する新たな取り組みを発表しました。

今回Lazadaが発表する取り組みは、日本企業が急速に成長中の東南アジア市場へ展開することを支援するために、グローバルで様々なEコマースを展開するアリババグループの基盤を活用し、日本ブランドに特化したキャンペーン、Eコマース店舗の運営、物流などあらゆる方面のサポートを日本企業に提供するワンストップソリューションです。

各サポート内容の詳細

1)日本ブランドに特化したキャンペーン

天猫ダブルイレブンに向けて、日本の商品の魅力をより多くの東南アジアの消費者に知ってもらうために、日本ブランドを集約した専売キャンペーンを立ち上げる予定です。

2)物流

Lazadaは、アリババグループの物流部門である菜鳥(ツァイニャオ)の基盤を活用しており、東南アジアのEコマース向けに最大かつ最もインテリジェントな統合物流・サプライチェーンネットワークを所有しています。Lazadaは、アリババのエコシステムのサポートを受けながら、世界基準のロジスティクスであるLazada Global Shippingを活用することで、日本企業はLazadaを利用してより便利に、より低いコストで販売が可能になります。また、日本企業は千葉県の物流中枢センターに商品を配送すれば、その後Lazadaが商品を消費者の手元に届けます。

3)Eコマース店舗運営

日本語対応のサポートチームを立ち上げました。店舗運営からマーケティング施策などのあらゆるサポートを、日本語で日本企業に提供します。

LazGlobal(ラズ・グローバル) Lazada越境ビジネス ジェネラルマネージャー
イ チェン(Yi Qian)のコメント

「今年は、東南アジアの消費者におけるオンラインショッピングへのシフトがさらに加速していることから、日本企業がその勢いに乗じる時期が来ていると考えています。私たちは、日本のすべての企業と協力パートナーが、この地域のEコマース市場における大きな機会を活用できるように支援したいと考えています。Lazadaは、今回の一連の取り組みを通じて、日本企業が天猫ダブルイレブンに参加することで、越境ECの新たな機会を捉え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けながらも新たな成長を得ることができるようサポートしていきたいです。」

アリババエコシステムの一翼を担うLazadaは、アリババグループのテクノロジーと完全に融合した技術基盤を持ち、東南アジアで最も技術力の高いEコマース企業の一つとなっています。 また、Lazadaは、アリババグループの20年にわたるEコマースの知識とノウハウを活用し、マーチャント支援、物流、決済、消費者エンゲージメントの分野で業界をリードしています。現在、Lazadaは年間8,000万人以上のアクティブ・コンシューマーがおり、複数四半期に渡り前年比100%以上の受注数の成長を達成しています。2019年の天猫ダブルイレブンでは、前年比で1,000万人近くのユーザーが増加し、参加マーチャント数も2倍以上に成長しました。また、26のブランドが売上高100万ドル以上達成しており、東南アジアの消費者市場の巨大な可能性を浮き彫りにしています。

世界中から18,000以上のブランドが集まるLazadaの公式モールLazMall(ラズ・モール)」は、東南アジア最大級のオンラインモールです。今年9月には新機能を導入し、ブランドパートナーシップの強化による消費者のショッピング体験のさらなる向上を目指してアップグレードされました。

また、Lazadaでは、店舗の業績や消費者の動向分析をリアルタイムにアップデートできるオンラインダッシュボード「ビジネスアドバイザー」や、マーチャントのエンゲージメントを高めることで売上を伸ばすクラウド型ライブ配信機能LazLive(ラズ・ライブ)」など、最先端のテクノロジーを駆使した総合的な店舗運用・マーケティングツールを提供しています。

東南アジアの電子商取引市場は過去5年間で大幅な成長を遂げており、2015年の55億ドルの規模から2019年には380億ドルにまで成長しています。このような急速な成長は、さらに継続すると予想されます。Bain & Companyの直近の調査レポート*1によると、2020年上半期に東南アジア6カ国では、オフライン実店舗での購入が47%減少したのに対し、オンラインでの購入が30%増加しました。

観光庁の2019年度訪日外国人旅行消費額のデータ*2によると、東南アジア諸国からの訪日外国人による消費額は前年と比べて大きく成長しています。タイ(+23.1%)、シンガポール(+13.2%)、マレーシア(+4.0%)、フィリピン(+11.5%)、ベトナム(+19.9%)において伸びを見せています。

*1 Bain & Companyのデータ

https://www.bain.com/insights/how-covid-19-is-changing-southeast-asias-consumers/

*2 観光庁のデータ

https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

Lazadaグループについて

2012年に設立されたLazadaグループは、東南アジアを代表する電子商取引プラットフォームです。 東南アジアで最も広範な物流ネットワークと、今や消費者の生活の一部となっている先進的な決済システムを持つLazadaグループは、2030年までに3億人の消費者にサービスを提供することを目指しています。 アリババグループの最先端技術に支えられ、2016年からは東南アジアにおけるアリババグループのフラッグシップ電子商取引プラットフォームとなっています。

アリババグループについて

アリババグループのミッションは、『あらゆるビジネスの可能性を広げる力になる(To make it easy to do business anywhere)』です。アリババグループは未来のビジネスインフラを構築し、102年(3世紀)以上続く良い企業を目指しています。