2021.01.15
ニュースリリース
Lazada物流サービスシステムが全面的に刷新
2021年に新たにピックアップサービスをローンチ
ワンストップでの物流体験をより多くの日本マーチャントに提供
アリババグループ傘下の東南アジア地域におけるトップクラスEコマース・プラットフォームである「Lazada(ラザダ、以下Lazada)」は、アリババグループ傘下のスマート・ロジスティクス企業である菜鳥国際と提携し、物流サービスを全面的に刷新し、多くの日本のマーチャントが抱える問題点を解決すべく、費用、時間、労力すべてを削減できるワンストップのエンドツーエンド・物流ソリューションを提供開始しました。今回の刷新により、物流サービスの対象範囲が関東だけでなく関西へと大幅に拡大します。「ファーストワンマイル」サービスでドロップオフから新たにローンチした「ピックアップサービス」まで、より多くの選択肢が提供されたことにより、マーチャントにより身近な物流体験を提供します。アリババ経済圏の成長の副産物として物流ネットワークが発展したことで、Lazadaの物流ソリューションであるLGS(Lazada Global Shipping)が日本マーチャントの東南アジア市場への参入支援を継続することが可能となります。
Lazadaはこれまで、日本のビジネスパートナーが越境ECに取り組む際に直面する課題の解決を重視し取り組んできました。今回Lazadaが開発した物流サービスシステムのアップグレードは、日本の越境マーチャントがより利便性の高い集荷、配送、エスクローのサービス体験を実現するためです。同時にLazadaは現在、独自の物流ネットワークと、菜鳥国際を介して、日本におけるピックアップとドロップオフサービスを提供している唯一のEコマース・プラットフォームでもあります。
2021年1月月初にLazadaは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を含む首都圏(一都三県)を対象に、ピックアップサービスの提供を開始しました。1月14日には、大阪市内の北区、中央区、西区、大正区、天王寺区などを含む主要24区で、オンラインピックアップサービスを提供開始しました。今後Lazadaは、ピックアップサービスを日本の他の地域にも拡大し、ワンストップな物流サービスの改善を重ね、より多くの日本のマーチャントが東南アジアで成長機会を取り込めるよう支援し続けます。
ピックアップサービスを中心としたLazada物流システムの全面アップグレードは、主に以下の3つの側面から日本マーチャントのサービス体験を強化します。
「ファーストワンマイル」のコスト削減
物流アップグレードは日本国内の物流コストの高さに起因する「ファーストワンマイル」コストの問題に対応し、関東だけでなく関西に至るまでマーチャントにドロップオフとピックアップサービスを提供することが可能になりました。より多くのマーチャントに本サービスを採用していただけるようにピックアップサービスは期間限定で無料となっており、追加料金も不要です。
ワンストップサービスによる業務の省力化
ワンクリックで配送、バックヤードでの自動追跡、ピックアップサービスとドロップオフサービスなど、このようなワンストップ物流サービスによりマーチャントは、手動で物流追跡番号を入力するなど面倒な業務が不要となり、販売そのものに集中できます。ピックアップサービスを利用する、または日本国内にある物流センターに荷物を預けるだけで、Lazadaの物流システムを通じて商品を東南アジア6か国の消費者に届けることが可能となります。
独自の物流システムによる迅速な通関手続き
通関手続きの効率と成功率は越境ECに携わる日本マーチャントの履行率に影響する重要な要素です。一般的に使用されているサードパーティによる物流方式と比べ、Lazadaは菜鳥の物流基盤をはじめとするアリババ生態圏との相乗効果を発揮し、通関サービスの継続的に改善し、より安定した速やかな発送と履行率の向上を実現させることで、日本マーチャントをサポートします。
ロジスティクスはEコマースのバリューチェーンにおけるキーポイントであり、広大な面積と多種多様な地形を有する東南アジア市場においてはさらに重要なポイントとなります。Lazadaは東南アジア地区で最大かつ最もインテリジェントなEコマース総合物流・サプライチェーンネットワークがあります。さらにフルフィルメントセンター、仕分けセンター、ラストワンマイル配送ステーション等を含む400ヶ所を超える施設があり、45社のロジスティクスパートナーと緊密に連携しています。Lazada独自の物流システムを確立することで日本のマーチャントがより早く、低コストで東南アジア市場に参入できるようサポートしています。
Lazadaグループについて
2012年に設立されたLazadaグループは、東南アジアを代表する電子商取引プラットフォームです。 東南アジアで最も広範な物流ネットワークと、今や消費者の生活の一部となっている先進的な決済システムを持つLazadaグループは、2030年までに3億人の消費者にサービスを提供することを目指しています。 アリババグループの最先端技術に支えられ、2016年からは東南アジアにおけるアリババグループのフラッグシップ電子商取引プラットフォームとなっています。